原書は2005年に出版されていますが、翻訳版は2019年。随分時間が経っちゃってるので、内容的に古い部分があるかと思いきや、そうでもなくて、きっと今もNYの高校ってこんなだろうなと思います。(もちろん、コロナ禍を抜きにしての話です。)Vocational School(卒業後就職が目的の高校)とSelective School(全米トップ大学入学を目指す高校)の両方で教えている様子を読んで、まるで自分がクラスにいるような疑似体験が出来ました。特に後半、当時中国人と韓国人が切磋琢磨している部分は、私が在米していた時よりもっと過酷な感じで書かれていて、最後の方は涙無くして読めませんでした。Frank McCourt氏は既に他界されていますが、なんだか今もこの調子で本を書いているような気がする本でした。
top of page
bottom of page
Коментарі